7月28日 月曜日
旭岳、裾合平往復 いい天気になりました。
■28日月曜日は日中に渡りよい天気でした。旭岳ロープウェイは風強いいと書かれていて心配でしたが、到着する頃には10mの風で普通に運転していました。本日の物語がスタートです。
■朝方は曇っていました。しばらくたっても日は出て来ませんが、8時過ぎにとぅもろうさんを出発して旭岳ロープウェイ乗り場に向かいます。標高が高くなるにつれて空が開け、ほとんど雲も無くなりました。山のまわり薄い雲が出ていますが、お天気は良好なようです。正面の有料駐車場は余裕で停められました。9:30出発の便で姿見へ移動です。残念ながらロープウェイは、ギュゥギュウ詰めで運悪く団体さんが入ったようです。売店でポカリを仕入れて登山届けを書いて裾合平へ出発です。レンジャーさんに聞いたところは昨日の雨でぬかるみと少しだけ雪渓が残っていることと、お花はほとんどないとの情報です。まあ、運動のつもりで行ってみます。
■最初の展望台ではたくさんの方がおられましたが、時間制限の方が多く、急いで行ってしまい、静かになりました。正面からはよく旭岳が見えていて、昨日の雨とは正反対のよいお天気です。また、当麻岳方向もしっかり見えロープウェイ駅下は雲海となっています。道の回りを見るとチングルマのお花が時々残っていますが、大半のチングルマは綿毛になっています。お花の盛りは過ぎてしまったようです。変わって、小さなミヤマリンドウ、アキノキリンソウ、イワツツジ、イワブクロなどが咲いていて、8月のお花が出ています。
■背中の荷物が重く感じられ、先月歩かなかったのが災いしているのか、結構へたっています。同様に裾合平に向かう方も時々会いますが、鏡池から先はとっても静かです。途中では熊さんのふんと見られるかたまりがあり緊張します。鈴の音を鳴らしながら進んでいきます。コバイケイソウが茂っていたり、エゾオヤマノリンドウの紫が運良く見かけたり、アキノキリンソウが道ばたにつながっていたり、時折目立つ色合いで目を楽しませてくれます。途中で20人くらいの団体さんがいたり、外人さんにでかいレンズ見てプロかいと声かけられたり、D90を持っている方、服装がかっこいい女子がいたりといろいろな方とすれ違いました。
■だいたい2時間くらいで裾合平に到着できました。聞いていたとおり、チングルマはお花ではなく、綿毛にもなりきっていない状態でした。中には綿毛がきれいに風になびいていたりもしますが、華やかさはありませんでした。木道に座っていると結構風が強く、かいた汗が寒気を誘います。日差しは強いですが、気温が10度位なのですぐに寒くなってきます。軽くパンを食べて戻り始めます。
■後ろを振り返るといつもの雪が見えています。ちょっと遅かったのか、右側の羽の部分の雪がなくなっていますが、なんとか形はわかります。
■帰りもやっぱり2時間くらいかかりましたが、途中で浮き石に野ってししまいこけてしまい、道ばたの岩に膝を当ててしまいました。しばらく痛かったですが、カメラは左に14-24mmのD800、右に150-600mmのD7100でしたので、肘をついたりして、必死に守りました。14-24mmは角をぶつけただけでレンズは大丈夫でしたが、ズームの動きが悪くなりました。ひざは少し切れましたが、大事に至らずゆっくりと降りてきました。
■すれ違ったベテランの方が、今年はお花がちょっと早く終わったような気がすると言っておられました。チングルマのお花の群生は見れませんでしたが、時々咲いている場面で十分お花の姿は見れました。そうそう、裾合平へ向かって下りになっていく木道付近では、エゾコザクラが結構咲いていました。道沿いにも咲いていて近くでも撮ることができます。鏡池では少し風が弱くなったので、運良く旭岳が鏡のように写っていました。本来は、火口近くの姿見の池がそれに当たるのですが、こちらもなかなかいい感じです。近くで記念撮影していたカップルに少しだけ進むと鏡のように写っているよと教えてあげました。
■14時ころにロープウェイ乗り場が見えてきましたが、まだ裾合方向に進む方がおれましたが、ちょっとだけきたとのこと、お花を探しているようでしたが、チングルマの綿毛のお話しをして、ぜひ見たいとのことで進んで行かれました。やっぱりお花はみなさんを引きつける魅力ある物だと思いました。乗り場近くで、朝方裾合平への状況を聞いたレンジャーの方が、自分のことを覚えていてくれて、裾合平はいかがでしたと声がけしてくれました。熊のふんの話や、綿毛の話をしてご挨拶しておきました。たくさんいる中で覚えていてくれたのはうれしいですね。
■14:30の便に乗れるかとおもましたが、長蛇の列であきらめるしかありませんでした。これまた乗り場近くの詰め所に毎年声がけする女性のレンジャーの方がおられ、お互いにご挨拶。あけましておめでとうございますなど冗談を言って、しばらくお話しをします。関東暑いよとの話題に北海道に長くいると多分耐えられないと言っておられました。
■とぅもろうさんの前で朝方は15度くらいですので、朝から30度もある関東とは大違いですね。今日は日差しがあり、動くと汗が出てくるぐらいですが、地上ではせいぜい28度くらいかと思います。 早めに並んで14:45の便で下に降りました。このタイミングで山に下からあがってきた雲がすーっとかかり、曇ってしまいました。あっというまの出来事です。ヤマハ見えなくなりました。
地上は天気も上々 すっきりと晴れています。
■道を下っていくうちに雲はなくなり、朝方とは反対の様子で再び強い日差しが射してきます。坊子山のしらかば並木をを見ておこうと近くで停まります。西側の牧草地に緑の木が2本立っています。ちょうど太陽が正面なので撮りにくいですが、しっとりとする風景です。また、東側はしらかばが並んでいて、真っ青な空に緑の葉っぱがとってもきれいです。
■夕方の日差しは意外と強く汗ばんできます。少し進んで麦の色づきが残っていた柏木山付近を見てから、赤羽のポプラを通って北西の丘立ち寄ります。赤羽のポプラから宇莫別側におりる途中で、奥の畑にからしながありました。手前から何枚か撮ってみましたが、正目から日時差がありカメラには過酷な場所でした。
■昨日忘れた傘を引き取りに北西の丘に進みます。聞くところによると、お天気が良かったので案内所にたくさんの方が立ち寄られたようで、スタッフの方も疲れ切っていました。
閉店間際にジャジー牛のソフトをいただき忘れた傘を引き取ります。まだ、早いので巡回がてらセブンスターの木近くにある、しらかば並木を下から見上げておきます。下の畑にはまだ麦が残っていますので、いい感じで撮れます。
■市街に出てコンビニでちょっと仕入れて、新栄の丘にあがります。こちらは西日にからまつや麦がきれいに見えていました。くるっと回って、クリスマスツリーの木を通りますが、何人かの人がおれました。
■今日の夕陽はやっぱりパノラマロードかと思い、哲学の木から奥に入り、高い場所から、ぼやっとした広い風景を見ておきます。 さらにぐるっと回って千代田の丘でどよーんとした太陽を見て引き上げました。帰り道の美馬牛小学校の塔に赤味が入らないとか見てみましたが、いまいちでした。